英語を学ぶとき、多くの日本人がつまずくポイントがあります。
それが、「現在完了と過去形の違い」や「時制がごちゃごちゃしてわからない」という悩みです。
でも、これはセンスの問題ではありません。
実は、日本の英語教育の入り口に原因があります。
学校ではまず、have+過去分詞 といった“英語の形”から教えられます。
しかし、本当に必要なのはその前の段階です。
私たち日本人は、普段の生活の中で時間を曖昧にしても通じる日本語を使っています。
その感覚のまま英語を理解しようとしても、いつまでたっても霧が晴れないのは当然です。
そこでこの記事では、英語の文法に入る前に「日本語で時間(時制)を意識する習慣をつける」
という新しい学習法をご紹介します。
日本語は“時間を曖昧にしても成立する”言語
例えば、次の日本文を考えてみましょう。
-
「宿題終わった?」
-
「その映画見た?」
-
「雨降ってるね」
どれも、
-
いつ始まったのか
-
今も続いているのか
-
結果が現在に影響しているのか
といった時間の位置関係を明確にしなくても、意味が通じます。
一方、英語は違います。
“今とどうつながっているか” を必ずハッキリさせる言語です。
つまり、英語に直す前に時間の整理をしておかないと迷うのは当然なのです。
日本語の文 → 時間軸 → 英語文法
英語の文を作る前に、まず日本語で時間の感覚を整理しましょう。
具体的には、次の4つの質問を自分に投げかけます。
-
その行動はいつ始まった?
-
今も続いている?
-
結果は“今”に関係ある?
-
具体的な過去の時点を言える?
これは日本語の深読みではなく、英語の文法を選ぶための土台作りです。
次回は、この4つの質問のうち第1の質問「その行動はいつ始まった?」を見ていきます。
これを意識するだけで、時制の迷いがグッと減る感覚を体験できます。
