前回のランキング記事でも触れたように、日本語を母語とする人にとって英語を習得するのはかなり大変、ということがわかりました。
とはいえ、あきらめる必要はまったくありません。
英語を早く身につけるためのコツのひとつが、「日本語脳を英語脳に切り替える」こと。
今回はその具体的なやり方を、わかりやすくご紹介していきます。
▶ 日本語脳を英語脳に変えるための7つのコツ
① 日本語に訳さず「そのまま理解」する練習をする
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×:「I have a pen.」=「私はペンを持っている」
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〇:「I have a pen.」→「頭の中に “I(自分)” と “ペンを持ってる” イメージがすぐ浮かぶ」
言葉→意味ではなく、言葉→イメージに変換!
② 文の語順で理解していく癖をつける(返り読み禁止)
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英語:左から右へ流れるように理解する
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日本語:後ろにある重要語(述語)で意味を取る
「文の最後まで読まないと意味が分からない」癖を断ち切る!
③ 簡単な英語で自分の思考をする練習
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例:
「お腹すいたな…」→ “I’m hungry.”
「これ高すぎる」→ “Too expensive!”
「今日は眠い」→ “I’m sleepy today.”
日常のつぶやきを英語で考えてみることがスタート!
④ 聞いた英語をそのままマネする「音マネ」練習
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発音・リズム・イントネーションをそのまま再現
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「意味が分からなくてもマネる」→ 音で覚える
英語は“音の言語”。文字より先に耳で覚えることが近道!
⑤ 中学レベルの英語で十分!難しくしない
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ネイティブもシンプルな英語で会話している
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“英語っぽさ”を意識しすぎず、伝えることを優先
✅ 中学英語を“反射的に使える”ようにするのが近道!
⑥ 英語を使う「必要」がある環境に自分を置く
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英語でしか情報が得られないSNS/動画を見る
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英語で会話しないといけないオンライン英会話に参加
必要性があると「英語脳」は一気に開花する!
⑦ 毎日、5分でも“英語脳タイム”を確保
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朝起きた時や夜寝る前に、頭の中で英語で独り言
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英語のまま映画やYouTubeを見る
少しの時間でも「毎日英語で脳を動かす」ことが重要!
まとめ:英語脳を作る=思考回路を変えること
英語を「勉強」するより、「生活の一部」にすること。
日本語の枠に英語をはめようとすると、いつまで経っても使えない。
